ELECOM M-HT1DRBK 導入

ELECOM M-HT1DRBK(大玉タイプ ワイヤレストラックボール 以下、M-HT1DR)を導入

導入前は、トラックボールの定番であるLogicool M570(以下、M570)を使用していたが、ディスプレイ環境を変更したことによりカーソル移動に少し不満があり、大玉タイプのトラックボールの導入に至った。

現在のディスプレイ環境は以下のとおり

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  1. ViewSonic VG2719-2K [27inch WQHD 2560×1440]
  2. ViewSonic VP2785-4K [27inch 4KUHD 3840×2160]
  3. ASUS PB248Q [24inch WUXGA1920×1200 *縦(反対向き)]

のトリプルディスプレイ構成のうえ、配置も横一列ではなくメインディスプレイ(2)の上と右に配置している。

そこで問題になるのが、ディスプレイの解像度。個々のディスプレイの解像度がUWXGA、2K、4Kと変則的な構成でいびつな配置になってはいるが、最大解像度は5040×3600となる。WUXGAを基準とすると縦は3倍。横は2.625倍となる。

写真現像の際にプレビューをサブディスプレイ(3)に表示し、調整作業をメインディスプレイで行ったり、プログラミングの際にサブディスプレイ(3)にブラウザを表示し、メインディスプレイでコーディングをしたり、ディスプレイ毎に操作が必要となることが多く、M570では、一回の操作でメインディスプレイから二つのサブディスプレイにカーソルを移動させることができず、複数回ボールを回転させないといけなくなっていた。

M570で採用しているボールは直径34mm径となる。一回の操作で入力できる移動量がディスプレイの解像度に合っていない(発売時期を考えると2.6倍以上の解像度となっている)ことを考えると仕方がない。

店頭で実際の操作感を確かめて、M-HT1DRBKを選択した。大玉タイプのトラックボールといえばKensingtonが有名ではあるが、今回は多ボタン、DPIの切り替えが容易にできる点からM-HT1DRを選択した。

親指操作から人差し指・中指操作に操作感が変わったが、概ね想定通りの使い勝手で満足している。

気になる点もでてきたので、以下に列挙する。

  • 大きさ ボール径が52mmと大きくなっているが、パームレストを含め本体が大きい

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  • エレコム マウスアシスタント5(以下、EMA5)を使用しないとボタン設定が変更できない Windowsが起動後、EMA5が起動するまではデフォルトのボタン設定となるため、誤操作する(デフォルトでは操作しにくいため、Rを左クリック、Fn3を右クリックに変更している。また、L及び他のFnなども設定を変更している。)。
  • 接続が途切れる場合がある 2.4GHz無線方式のため、電波干渉の影響と思われる(有線モデルのM-HT1URBKなら問題なし。取り回しを考慮してワイヤレスモデルを購入したため)。

と、使い方周辺環境による問題が大きいので、そこはトレードオフと考えても満足できる使いやすさ。